実は転職でも「ポリシー」は重要
転職活動において言えることは、自分なりのポリシーがなければ成功はしないということです。将来を見据えた目的や目標がなければ、どこがゴールかがわからず、曖昧になりがちです。新しく仕事を始めるにあたって確固たるポリシーを持っていれば、方向性もしっかり定まり、物事が上手く進む可能性も高くなります。転職しても、やはりこの点はとても重要なポイントとなるでしょう。
姿勢を見られる
転職活動をしていると、当然、転職先で採用面接があります。そこで、その場だけの取り繕ったポリシーを伝えるだけでは本心を見抜かれ、厳しくなります。
これまでの社会経験から、どのような点が自分に合わなかったのかを理解した上での転職です。直すべきところは改善をしておき、同じ過ちを繰り返さないための準備をしておきましょう。面談のプロである面接官には、建前のポリシーはすぐに見破られ、評価が低くなりかねません。もし、本当にポリシーが定まっていないのであれば、素直にそれを伝えることで良い結果となる場合があります。転職先では、今までを踏まえてどのように行動をしたいのか、どのようなビジョンのなかでキャリアを積んで成功したいのかを伝える必要性があります。そのような意志は、自然と姿勢となって表れるはずです。面接ではこの姿勢を見られている場合もあり、未来をしっかり見据えているかがポイントになります。
ポリシーを明確化しておく
また、内定はゴールではなく、内定後にやりたいことを具現化できるかが注目されます。転職先でやり遂げたいものを言葉にして、しっかりとポリシーを固めておきましょう。このポリシーを周囲に伝え、自分にやり遂げる能力があることを証明しなければなりません。一度、職場を離れた経験は誰もが経験できるものではなく、その点を強みとして活かしましょう。自らの体験は大きな糧となってステップアップする機会につながっているのだと、前向きに捉えます。そして、ポリシーが持てるように行動に移します。
新しい知識や技術を学ぶ機会は滅多にありませんから、自分の人生のなかで最も成長できる時期と理解します。将来、転職先で成し得たいことこそ、自分自身のポリシーを作りだすきっかけとなります。自分の人生にとって、前の職場で学んだことが少しでも役立っていると感じられれば、前の仕事をした意味も大きいはずです。自分で選んだ選択肢に自信が持てるように、そして間違っていなかったと胸を張って言えるようにしましょう。
