各医療職に必要なポリシーは?
どのような仕事も、基本的には自分のなかで目指す方向を決めて、ポリシーを持つことが重要です。特に、医療職は責任のある仕事になるため、目指す方向性のビジョンをしっかり固めなければなりません。ここでは、医療職に就く時に、ポリシーとしてなにが必要かを考えてみます。自分の考え方を根底に置き、その上で仕事に就きます。その考えを持って働くことで、さまざまな医療職で成功する可能性が開けてくると思います。ポリシーを持ちながら働くことの大切さをよく考えてみましょう。

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看護師は「自分なりの看護観」を持つ
看護師の仕事内容は、医療機関などで患者の診察や治療の際に医師の補助を行います。また怪我や病気などにも対応し、患者に寄り添った責任のある仕事です。この仕事に就くにあたっては、ポリシーを自分なりに持っておくことが重要となります。仕事内容を見ても、治療補助の他に患者の身の周りの世話なども業務としてあり、多岐にわたり仕事があります。近年の医療の進歩により、専門性も一段と求められ、しっかりとした自分の看護観が必要になります。看護師は、患者と近い位置で医療にたずさわる人として、重要な役割を担っているのです。詳しく見る
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介護士は「利用者第一」を意識する
介護士の仕事は、福祉の専門知識と介護技術を持ちあわせたものです。少子高齢化が進む現在、この仕事は重要な位置付けとなり、働く側としても質が求められています。施設や在宅で患者を支援し、自立した生活の手助けをすることが主な仕事になります。人の役に立ちたいというポリシーが、大事な部分です。介護される側の気持ちを読み取り「利用者第一」を常に意識することが優先されます。多くの人と関わるため、相手をよく理解しようとするコミュニケーション能力や、信頼関係を築くことも必要になってきます。詳しく見る